猫ちゃんの飼い主様へ フィラリア症について

[2015年05月13日]

こんにちは、髙橋千聡です。

今日は、猫ちゃんを飼っているみな様へ、フィラリア症のお話です。

実は、あまり知られていませんが、

猫ちゃんにもフィラリアにかかることがあります。

蚊にさされることで寄生虫が血管や心臓に入る病気ですが、

同じフィラリア症でも、犬とは症状が少し違います。

【猫のフィラリア症の症状】

・呼吸困難(ぜんそくのような息苦しさ)

・咳

・元気がなくなりご飯を食べなくなる

・痩せる

・突然死

こういった怖いフィラリア症から猫ちゃんを守るためには、

フィラリア症になってから治療するのではなく、

フィラリア症にならないように「予防」をしていくことが

最も大切だと私たちは考えています。

【予防方法】

・毎月1回、薬を背中に滴下します。(皮膚から吸収するお薬です)

・予防期間は、5月から12月まで。

・投与前に犬のようなフィラリア検査は要りません

猫ちゃんのフィラリア予防が初めての方は、

一度、猫ちゃんと一緒にご来院くださいね。

予防のポイントと、お薬の付け方をお話しします。

当院の看板猫のこすもすときくも始めていますよ♪

「きく」・・・ちょっと太ってますが(^_^;)

首の後ろに、

毛をかき分けて皮膚に直接滴下します。

こすもすもつけましたよ。

これで安心!

また一か月後につけます。