マダニ警報発令中!!

[2012年10月13日]

ご注意!!秋はマダニが増えます!

初秋の時期はマダニが産卵し、卵が孵化する時期にあたります、

つまりこの時期はマダニの数が増えるため、マダニの寄生をうける危険が高まります。

どこで寄生を受けるのか?

マダニは山や森、公園、河川敷の草むらに潜んでおり、寄生の機会をうかがっています。

葉っぱの上でで動物が近づいてくるのを待ち構えており、近づいてきた動物に飛び移り吸血を行います。

葉の上で動物を待っているマダニ

マダニの実害

マダニは動物の皮膚に喰いつき吸血を行います。

多数寄生を受けた場合、血を吸われすぎて貧血を起こす場合もあります。

また『バベシア症』という血液の病気を媒介するケースもあります。

動物だけでなく人が噛まれるケースもあります。

吸血しているマダニの様子       左:吸血前 右:吸血後

マダニの予防をしましょう

マダニがついてしまう前に予防をしておくと安心です。

背中につけるスポット剤を滴下しておけば、体表についたマダニを駆除してくれます。

またマダニに近づかないということも大切です。可能な限り草むらや藪は避けてください。

当院で使用しているスポット剤。

このように首の後ろにつけることで、体全体に薬が広がります。

マダニに関しては1ヶ月効果を発揮するので月に1回の投与がおすすめです。

マダニの種類によっては1年を通じて活動するものもあります。

定期的に山に行ったり、草むらに入る子は年間を通じた予防をおすすめしています。

詳しくは当院までお尋ねください。