うめの経過~新たなる希望~

[2014年01月13日]

こんにちは院長の高橋多樹です。

昨年末に車いすデビューを果たした看板犬うめ。

しかし回数を重ねるごとに車いすがどんどん嫌いになっているようで(泣)

今や車いすを見るとすご~く嫌そうな顔をする、そして装着するとテコでも動かなくなってしまいました・・・・。

仕方がないのですが病気は着実に進行しており、特に右足の麻痺は以前にも増して顕著になってきました。

また元々右足は年のせいで股関節が悪くなっているので、余計に右足で立ち上がることが困難になってきているようです。

立ち上がってもすぐに右に崩れてしまいます

そしてこの体勢まま器用に移動します。(ほふく前進のような感じです)

室内では大きな問題はないのですが、屋外だと足が擦れてしまい傷になってしまいます。

現状では右足で体重が支えきれないようなので

右の後ろ足を補助できるものはないかと色々と検討したところ(車いすは一旦お休みです・・・)

犬用のコルセットが使えないかという考えに至りました。

犬用のコルセットは椎間板ヘルニアの子に使用することが多いのですが、

コルセットに吊り具を付けることで歩行を補助してあげることができます。

犬用のコルセット。本当によくできています。

オーダーメイドでコルセットを作ってくれる業者さんに連絡を取ってみたところ

うめと同じ変性性脊髄症を持った子たちで歩行の補助器具としてコルセットを使用している子がたくさんいるとのことでした。

また変性性脊髄症の子が歩きやすいような吊り具のセッティングもしていただけるということなので、試してみることになりました。

車いすの時と同様に全身の採寸をして注文、あとは到着を待つのみです。

何故だかわからないですが、今回はうまくいくんじゃないかという予感がします。

コルセットの到着が楽しみです。