1年経ちました
[2014年03月16日]
こんにちは院長の高橋多樹です。
うめの病気『変性性脊髄症』が発覚したのが昨年の3月。
早いものでもう1年が経過します。
有効な治療法がない病気なので、病状はひたすら進行していくだけなのですが、
うめも例外でなく、残念ながらこの1年で後ろ足での起立が困難になってしまいました。
今後、前足も麻痺し、トイレが不自由になり、呼吸困難になり、そしてお別れがくる。
この1分1秒の間にも病状は常に進行しカウントダウンが進んでいるんだと思うと、
残された時間で自分はこの子に何をしてあげられるのだろうか?と日々考えてしまいます。
病気のことを考えるとどうしても暗くなりがちですが、
コーギーという犬種は生まれ持った天性の明るさがあり、
うめも後ろ足が不自由なことをものともせず、
毎日毎日を変わらずに本当に楽しそうに過ごしています。
我が家もその明るさに大いに救われており、
結局飼い主としてできることは特別なことではなく
いつも通りうめと楽しく毎日をすごしてあげることなのだろうと改めて思います。
残された時間があとどれくらいかは正直わかりません。
本当はうめの最後の瞬間など考えたくもないのですが、
その瞬間が来た時に自分の中に後悔が残らないよう
そしてうめが幸せな一生だったと思ってもらえるように、
1日1日を大切にすごしていきたいなぁと思います。