鑑札と注射済票を愛犬につけていますか?
[2014年04月25日]
こんにちは、高橋千聡です。
突然ですが、「鑑札」と「注射済票」をわんちゃんにつけていますか?
「?」
と思われる方も多いかもしれません。
「鑑札」とは、犬を市区町村に登録すると発行されるもので、
その子だけの番号が書いてある金属のプレートです。
こちらは生涯に1回だけ発行されるものです。
小牧市が発行している鑑札↓
(市区町村によって形は異なります)
「注射済票」とは、狂犬病予防注射を打つと発行されるものです。
なので、こちらは毎年、狂犬病予防注射を打つたびに発行されます。
今年(2014年度)の小牧市の注射済票↓
(これも市区町村によって形は異なります。)
これら「鑑札」と「注射済票」はわんちゃんにつけておくことが
狂犬病予防法という法律で定められています。
また、これらは迷子札として大いに活用できるものです。
札に書いてある番号はその子だけの番号になりますので、
万一、わんちゃんが迷子になっても戻ってくる可能性が高くなります。
「でも、どうやってつけるの?」と思われる方もいるかもしれません。
首輪に縫い付けたり、キーホルダーなどの金属のリングに付けたりします。
また、最近は、
「鑑札」と「注射済票」を入れて首輪に装着できる専用のかわいいケースも
ペットショップで見かけるようになりました。
パピークラスに来ている麦くんがとても上手に
ハーネスにつけていたのでご紹介しますね。
東日本大震災のときに
この鑑札と注射済票をつけていたわんちゃんは
いち早く飼い主さんが見つかったと言われています。
マイクロチップや迷子札も大切ですが、
鑑札と注射済票も見直してもよいのではないでしょうか?