うめ~一周忌~
[2018年01月31日]
こんにちは院長の高橋多樹です。
去る1月23日はうめの命日でした。
あれから1年・・・もう1年・・・
本当に早いものです。
1年前のこの時期
うめと過ごす1分1秒が本当に大切な時間でした。
変性性脊髄症という病気は末期には必ず呼吸不全がおこります。
生きて続ければ苦しみ続ける、解放されるのはうめが死ぬ時です。
『少しでも長く生きていてほしい』『でも苦しむ姿はみたくない』
矛盾する感情、毎日毎日すさまじい葛藤の中過ごしていたことを今でもよく覚えています。
うめの死後、当然のようにペットロスに陥りました。
深い深い闇の中に落ちてしまったような感覚。
先の見えない苦しい日々。
どうすればこの苦しみから解放されるのか?
毎日考えていたような気がします。
時間とともに悲しみは薄れ、
霧が晴れるようにゆっくりと
ペットロスからは立ち直っていったように思います。
うめは本当にたくさんの事を僕に教えてくれました。
・犬を飼うという責任。
・犬とともに生きる喜び。
・犬と人が心を通わせられるという奇跡。
・見送る辛さ。
・ペットロスの苦しみ。
などなど
でも全てをひっくるめて『犬を飼う』ということ。
辛い事を差し引いてもうめとの生活は素晴らしい日々でした。
我が家には今、ひまわりがいます。
日々喜び・笑い、そして時々怒る(笑)。
そこに悲しみはありません。
やっぱり犬との生活っていいよなぁ。
つくづくそう思います。
また来年も再来年もうめの命日はやってきます。
その度に犬との生活の素晴らしさをきっと振り返るのだと思います。
命日にはうめが大好きだったケーキをお供えしました。