イエロードックプロジェクト
[2021年12月22日]
こんにちは 看護師の南です
ここのところぐっと冷え込んできていますね。わんちゃん、ねこちゃんも体調崩しやすくなります。
少しの変化も気にかけていきましょう。
今回は「イエロードックプロジェクト」というものについてお話を書きたいと思います。
先日ネットニュースを見ていたら聞きなれない言葉をみつけました。
それが「イエロードックプロジェクト」です。
調べてみると「他の人や犬に近づかないでほしい」という意思表示として、犬のリードに黄色いリボンなどの目印を付けること だそうです。
2012年にスウェーデンで始まった運動で、その趣旨に賛同したアメリカ、カナダ、オーストラリアの有志が基金を立ち上げて大規模なプロジェクトに発展しつつある運動です。日本でも少しずつ啓発活動がされているとのこと。
全ての犬が、誰にでもフレンドリーという訳ではありません。中には、神経質だったり、人が苦手だったり、恐がりだったりと、犬の個性はさまざまです。また、健康上の理由、トレーニング中、社会復帰の訓練中など、他の犬や人に近寄ってほしくない場面は多くあります。
そのようなときに言葉ではなかなか伝えにくと思います。
こんな時に役立つのがイエローリボン、犬と人間の双方を守りストレスなく過ごせるようする目印 なのです。
実際、私の犬も初めての人に対しての警戒心が強くドキドキしながらの散歩でした(当時はまだ知りませんでした)。
最近保護施設から引き取って新しい家族になる方が増えています。そのような子は色々な環境で育った子たちで緊張に包まれている子もいるのです。
そのような子達が新しい環境に慣れるステップに イエローリボン が役に立つと思います。
このような活動がどんどん広まってみんなが分かり合える社会になるといいなと感じました。